今日は「いい風呂の日」。我が家では毎日のように入浴剤を入れてお風呂を楽しむのが習慣になっています。寒さが深まるこの季節、湯船に入った瞬間にふわっと広がる香りと、肌にまとわりつくような柔らかいお湯の感触は、まさに一日の疲れを解きほぐす魔法のようです。
入浴剤を選ぶ時間もまた楽しみのひとつです。柑橘系の爽やかな香りの日もあれば、ラベンダーで心を落ち着けたい夜もある。炭酸タイプを選べば血行が促されて体が芯から温まり、乳白色のお湯に浸かれば視覚的にも癒されます。お風呂場がちょっとしたスパのように変わり、家族みんなで「今日はどれにする？」と選ぶのも小さなイベントです。
入浴剤にはリラックス効果や保温効果、発汗を促す作用などさまざまな効能があるとされています。お湯に溶け込んだ成分が肌を潤し、香りが心を落ち着け、温熱作用が体を軽くしてくれる。科学的な裏付けはさておき、実際に使ってみると「気持ちいい」「楽になる」という実感があるのだから、それだけで十分価値があると感じます。
もちろん、入浴剤は万能ではありません。肌質によっては合わないものもあるし、過剰に期待しすぎるのも良くないでしょう。それでも、日常の中でちょっとした贅沢を味わえる存在として、我が家にとって欠かせない習慣になっています。お風呂に入るという行為そのものが心身を整える時間であり、そこに入浴剤が加わることで「幸せ度」がぐっと高まるのです。
今日は「いい風呂の日」ということで、改めてこの習慣のありがたさを噛みしめました。湯船に身を沈め、香りに包まれながら深呼吸をすると、日々の忙しさや小さな悩みがすっと溶けていくような気がします。お風呂から上がった後のぽかぽかした体で布団に入る瞬間は、何よりのご褒美。こうした小さな幸せを積み重ねることが、毎日を豊かにしてくれるのだと感じました。
