今日は「イーブイの日」だそうです。正直に言いますと、会社の同僚や家族に「今日はイーブイの日なんだよ」と話しても、「だから何？」と返されてしまいそうで困ります。
私自身も、ニュースでその言葉を目にしたときに「へえ、そんな日があるのか」と軽く驚いた程度で、特別な予定があるわけでもありません。ですが、こうした記念日をきっかけに少し立ち止まって考えることも悪くないのではないかと思いました。
イーブイといえば、ポケモンの中でも特に人気のあるキャラクターです。進化のバリエーションが多く、プレイヤーの選択によって姿を変えるという特徴があります。子どもたちにとってはもちろん、大人にとっても懐かしい存在です。
私も学生時代にゲームボーイでポケモンを遊んだ記憶があり、イーブイをどう進化させるか悩んだことを思い出しました。そう考えると、イーブイの日というのは単なるキャラクターの記念日ではなく、「選択肢の多さ」や「可能性の広がり」を象徴する日なのかもしれません。
中年サラリーマンの立場からすると、日々の仕事はどうしてもルーティン化しがちです。会議、資料作成、取引先とのやり取り。毎日同じような繰り返しの中で、選択肢を広げることを忘れてしまうことがあります。
しかし、イーブイのように「どんな進化を選ぶか」で未来が変わると考えると、少し気持ちが軽くなります。自分のキャリアや生活も、実はまだまだ進化の余地があるのではないかと思えてくるのです。
もちろん、同僚に「今日はイーブイの日だから頑張ろう」と言えば、冗談だと思われるでしょう。それでも、心の中で「今日は自分の可能性を考える日だ」と位置づけることはできます。記念日というのは、必ずしも世間に大きな意味を持つ必要はなく、自分にとっての小さなきっかけになれば十分だと思います。
結局のところ、「だから何？」と言われても困るのですが、私にとっては「だからこそ、少し考える日」になりました。イーブイの日をきっかけに、自分の未来の選択肢を思い出し、まだまだ進化できると信じてみます。
