最近、電気代がじわじわ上がってきていて、家計簿を見ながらため息をつく日が増えました。そんな中で気になっているのが「Looopでんき」。基本料金ゼロで、使った分だけ支払うシンプルな仕組み。しかも契約の縛りもなく、解約金もゼロ。なんだか自由で、節約上手な人が使ってるイメージがあります。
でも、調べてみると2025年4月から料金体系が変わっていて、実質的な「制度対応費」という固定費が発生するようになったとのこと。これって、以前の「基本料金ゼロ」のメリットが少し薄れてしまった気もします。しかも、Looopでんきは市場連動型のプランなので、30分ごとに電気単価が変動する仕組み。つまり、電気を使う時間帯によって料金が大きく変わるんです。
たとえば、日中に在宅していて電気を使う時間を調整できる人なら、安い時間帯を狙って洗濯機や食洗機を回すことで節約効果が高まるそうです。逆に、夜しか家にいない会社員や、時間帯を選べない家庭だと、思ったほど安くならない可能性もあるとか。実際、関西電力などの大手と比較しても、600kWh以上使うファミリー世帯で時間帯を意識できる人にはお得だけど、それ以外の人には微妙という声もありました。
アプリで使用量や料金予測が見える化されているのは便利そうだし、節電意識が高まるという口コミも多いです。でも、電気料金が変動するというのは、安心感という面ではちょっと不安もあります。「今月は高かった…」と後から気づくのは避けたいですし、予測が外れることもあるかもしれません。
結局のところ、Looopでんきが「本当に安いかどうか」は、自分の生活スタイル次第。時間帯を意識して電気を使えるか、使用量が多いか、そして変動型の料金に納得できるか。それらを冷静に見極めてから契約するのが良さそうです。
今夜もまた、電気代の明細を見ながら悩んでいます。節約したい。でも、安心も欲しい。Looopでんきに切り替えるかどうか、もう少しだけ考えてみようと思います。
