11月に入ったばかりの今日、博多駅前広場が一気にクリスマスモードに染まりました。「クリスマスアドベント2025」がスタートしたのです。夕方、仕事帰りにふらっと立ち寄ってみたら、そこはもう別世界。白いヒュッテ(屋台)がずらりと並び、ホットワインの香りとクラシック音楽がふわりと漂っていて、まるでヨーロッパの街角に迷い込んだような気分でした。
点灯式は19時から。カウントダウンの後、一斉にイルミネーションが灯った瞬間、周囲から歓声が上がって、思わず胸が熱くなりました。駅前の大きなツリーも、今年はさらに豪華になっていて、写真を撮る人たちで賑わっていました。
屋台では、ドイツ風ソーセージやシュトーレン、クリスマス雑貨が並び、どれも目移りするほど可愛い。私はホットチョコレートを片手に、木のぬくもりを感じるベンチでひと休み。寒さも忘れるほど、心がぽかぽかしていました。
このイベントは12月25日まで続くそうで、週末には音楽祭やパフォーマンスもあるとのこと。福岡の冬の風物詩として、今年もたくさんの人の思い出になるんだろうな。私もまた来よう。今度は誰かと一緒に。
冬の始まりを、こんなにも温かく迎えられるなんて。博多って、やっぱりいい街だなぁ。

