福岡の老舗喫茶「チャーリーブラウン」が、2025年10月20日に薬院・平尾エリアで待望の復活を遂げました。昭和の香り漂う空間と懐かしの味が、再び私たちのそばに戻ってきました。
1983年に福岡市渡辺通の商業施設「サンセルコ」で誕生し、42年間にわたって地元民に愛され続けた喫茶店「チャーリーブラウン」。カレーやナポリタンなどの洋食メニューを中心に、アビスパ福岡のファンや近隣の常連客の“たまり場”として親しまれてきましたが、2024年春に惜しまれつつ閉店。その後、SNSでは「もう一度あのカレーが食べたい」「あの空間が恋しい」といった声が相次ぎ、復活を望む声が高まっていました。
そして今回、飲食店運営を手がける株式会社カタンナッセがそのブランドを引き継ぎ、福岡市中央区平尾1丁目にて新たな純喫茶として再スタート。場所は川沿いのマンション「エスティメゾン薬院」1階で、オープン初日から多くのファンが訪れ、懐かしさと喜びに包まれました。
店内には先代が大切にしていた家具や雰囲気がそのまま受け継がれ、まるで時間が巻き戻ったかのような空間が広がります。名物の「ビーフカレー」は、創業当時の製法を守りながらも、現代の味覚にも寄り添った深みのある一皿。ケチャップの甘酸っぱさがクセになる「スパゲッティナポリタン」や、ふんわり卵で包んだ「クラシックオムライス」など、喫茶店らしい洋食メニューが勢揃いしています。
営業時間は朝8時から夜8時までと、モーニングからディナーまで幅広く利用できるのも嬉しいポイント。公式Instagramでは、店舗の様子やメニュー情報も随時発信されており、今後の展開にも注目が集まっています。
チャーリーブラウンの復活は、福岡の喫茶文化にとっても大きなニュース。懐かしさと新しさが共存するこの場所で、また多くの人々の思い出が紡がれていくでしょうね。


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