「えっ、レイコップってまだ売ってるの!?」と思わず声が出ました。あの“布団クリーナーの代名詞”が、静かに進化しながら今も現役だったなんて…正直、驚きました。
一世を風靡したレイコップ。テレビCMで「干すよりキレイ!」というキャッチコピーが流れていた頃、布団クリーナーといえばレイコップ一択という時代がありました。医師が開発したという安心感と、UV除菌・たたき・吸引の三位一体構造で、ダニやハウスダスト対策に敏感な家庭を中心に爆発的にヒット。我が家でも一時期、週末の布団掃除はレイコップが定番でした。
でも、最近は家電量販店でも見かけないし、話題にもならない。てっきり「もう撤退したのかな…」と思っていたら、なんと2025年6月には新モデル「RS5」まで発売されていたんです。しかも、UV除菌はLED化されて長寿命&高性能に進化、吸引力も14,000Paとパワーアップ。さらに毎分115,000回転のたたきブラシで、布団の奥までしっかりアプローチするというから驚きです。
もちろん、かつてのような派手なプロモーションは控えめ。家電量販店からは一部撤退しているようですが、公式サイトやオンラインショップではしっかり販売継続中。布団クリーナー以外にも、電気ポットやスティッククリーナーなど、健康家電ブランドとしてラインナップを広げている様子も見受けられます。
口コミでは「吸引力が弱い」「音が大きい」といった声もあるものの、布団専用としては十分な性能という評価も多く、補助的なケアアイテムとして根強い支持があるようです。
レイコップは、確かにブームは過ぎたかもしれない。でも、静かに、着実に進化を続けていた。あの頃の“布団掃除革命”は、今も形を変えて生きているんですね。ちょっと懐かしくて、ちょっと嬉しい発見でした。

