将棋の藤井聡太七冠は本当にすごいと思います。いや、もう「すごい」という言葉では足りないかもしれません。
私が言うまでもなく、彼の強さは将棋界でも世間でも広く知られていて、まさに“天才”という言葉がぴったりの存在です。
彼の対局をテレビやネットで見ていると、読みの深さや冷静さ、そして勝負所での鋭さに毎回驚かされます。
まだ若干23歳(2025年現在)という若さで、すでに七冠を達成しているというのは、将棋史に残る偉業です。
しかも、どのタイトル戦でも安定して強く、相手が誰であっても動じない姿勢には、ただただ感服するばかりです。
そんな藤井七冠の活躍を見ていると、ふと自分の子ども時代を思い出します。
私も小さい頃は将棋が好きでした。駒の動かし方を覚えたのは小学校低学年の頃で、最初は「飛車と角が強い!」と単純に喜んでいたものです。
駒を並べて、詰将棋の本を読んで、勝てば嬉しくて、負ければ悔しくて…そんな日々が懐かしいですね。
当時の将棋界で最強といえば、中原誠名人でした。その後、谷川浩司九段が若くして名人になり、“光速の寄せ”という言葉が話題になりました。
そして、羽生善治さんが登場し、七冠独占という前人未到の偉業を達成。将棋ファンとしては、彼らの時代をリアルタイムで見られたことは幸せでした。
今思うと、もし中原さん、谷川さん、羽生さんがそれぞれ全盛期の状態で、藤井七冠と対局したらどうなっていたんだろう…と想像してしまいます。
時代を超えた夢の対局。きっと、どれも名勝負になったでしょうね。
読みの深さ、終盤の鋭さ、そして勝負勘。それぞれが違うスタイルを持っていて、将棋の奥深さを改めて感じさせてくれるはずです。
藤井聡太七冠の登場によって、将棋界は新たな時代に突入しました。
彼の存在が、若い世代の棋士たちにも刺激を与え、全体のレベルがどんどん上がっているように感じます。
これからも彼の活躍を見守りながら、将棋の魅力を再発見していきたいと思います。

